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予約管理システム構築で前年比売上118%を達成!
有限会社 三景スタジオ様は旭川で1941年に創業され、現在は「写真工房ぱれっと」「Palette+plus」「studio aim/aimme」「三景スタジオ」「営業生産部撮影チーム」の6ブランド11店舗を展開されている写真スタジオです。 NXTEDは、そんな三景スタジオ様の開発パートナーとして、2020年より予約フォーム構築や、予約管理システム構築などの面で伴走させていただいております。 お話を伺った方: 有限会社 三景スタジオ 営業部長 上村様 有限会社 三景スタジオ 営業企画推進課 係長 吉口様
■どのようなきっかけでシステム構築を検討されたのでしょうか? 当初の予約フォームは、お問い合わせフォームのような役割になっていました。 希望する撮影日時の候補をいくつか入力すると店舗にメールで通知されるというもので、店舗の実際のスケジュールを確認して予約することができませんでした。 そのため、予約が即時確定できなかったり、スケジュール調整のコストが発生したり、スプレッドシートによる予約管理のため人為的なミスが発生するなどの課題がありました。 予約の取りこぼしを解消し、WEB集客の効果を最大化したかったというのが一番の目的です。 ■NXTEDとの出会いや、発注に至った決め手を教えていただけますか? 2019年に幕張で開催されたEXPO(Japan ITweek)に参加した際、同じ“北海道札幌”の会社というのが目を引いて、ブース訪問したのがきっかけでした。 その際にお話したセールスとエンジニアの方の信頼関係や関係性のバランスの良さが非常に印象的でした。 セールス担当の豊富な経験に基づくビジネス感覚もそうですし、お客さんに寄り添う姿勢とロジックの良さを兼ね備えた開発責任者の方に面白さと安心感を覚えました。 システムを作って終わり、ではなくシステム導入によるビジネスインパクトをしっかり見据えた提案があり、いい意味で“システム屋さん”のイメージを覆されました。 いくつかの企業を訪問しましたが、「北海道で打ち合わせしましょう!」と具体的に次のステップに進めてくださったことも大きかったと思います。
■システム構築の前と後では、どのような変化がありましたか? 予約業務が効率化され、具体的な売上で言うとシステムを導入した2020年度は前年比111%、翌年2021年度は118%と、大幅成長を実現し、2021年度はコロナ禍に関わらず利益共に過去最高の成長を記録しました。 これまで各店舗ごとにバラバラに、かつ属人的に予約を管理していたものが統一されたことによって、全社の予約を横断的に取りまとめたり、店舗を跨いで案内が可能なコンタクトセンターを新設することが出来たのもシステム導入の効果だと思います。 そして、こういったビジネス成長とシステム導入を通じた組織面の変化が認められて、2021年に経済産業省の「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されました! ■実際にNXTEDの開発の良かったところを教えていただけますか? 開発側の皆さんと私たちが「一緒に開発しているんだ」という実感を持てたことが嬉しかったです。 打ち合わせでは、NXTEDさんの色んな立場に立った視点や角度から話を広げる力、どんなに話が飛躍したり要求が盛りだくさんになっても最後には整理してまとめ上げるファシリテーション力、そしてアイディアを具体的な提案に落とし込む力、にいつも助けられました。 実際に使ってみて出てくる要望や課題も沢山ありましたが、その都度相談をしやすい窓口や環境、そして要求に対応する柔軟性や迅速性が有難かったです。 ■導入したシステムの気に入っているポイントはありますか? なんといってもデザインや使い心地がいいです。 モックアップを見たときに、弊社のコーポレートカラーやブランドパーソナリティを上手く取り入れたセンスの良さを感じ、直感的に使いやすそうだと思わせてくれました。 毎日使うシステムなので、スタッフに馴染みやすく、モチベーションが上がるようなものを期待していましたが、使う人の気持ちや使い勝手が十分考慮されていました。使いやすい一方、簡単には情報を移動できない仕組みや、停電等のトラブルや将来のビジネス展開を考慮したサーバーの構築など、予約という大切なものを扱う上での確実性が確保されている点も信頼感があります。 ■印象的だったエピソードや苦労された点などありましたか? オリジナルのシステムを0から作る楽しさがあった反面、ディスカッションが盛り上がったり、欲もどんどん出てきたりして、要求が盛りだくさんになりがちでした。 本当に必要なものを精査し、目的を見失わずに落とし込んでいくことの大変さを実感しました。
■今後の展望、NXTEDに期待することはありますか。 2022年は長引くコロナ禍の影響を少なからず受けた年でもありました。 システム開発面では一旦安定し、落ち着いてきたタイミングだったと思います。 改めて、ここから何が出来るかを見直したり、さらにビジネスを磨いていくために動き出しているところです。システムを通じてとことん効率化を突き詰めたからこそ、効率化の先には「人の力」をどう活かすか、という視点で新しい未来を描けるようになりました。 今後は、北海道という土地を活かした展開や、世界に向けたアプローチ、そして新しい採用の仕組みなどを加速的に軌道に載せていきたいと考えています。私たちのビジネスの先にいるお客さんのことまで想像しながら提案してくれるNXTEDさんには、今後も多様な視点でこういった取り組みに力を貸して欲しいと思っています。 最終的には、同じ北海道というご縁を活かして何か一緒に展開していけたら嬉しいですね。 三景スタジオ様、お忙しい中インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。
〇 当社エンジニアの声 〇 三景スタジオ様は運営するブランドが複数あり、店舗によって撮影プランやスタジオ、販促キャンペーンも様々なため、汎用的に設定できるシステム設計を心掛けました。店舗やブランドによって予約の入れ方や上限件数、予約可能時間といった細かい運用もバラバラのため、柔軟に設定できるようになる反面、利用するユーザー側の設定する難易度が上がってしまうため、そこのバランスを意識しました。 初めて提案からリリースまで一貫して担当させていただいたお客様でしたが、自分たちの開発したシステムが利用者の皆さまに受け入れられ、評価いただけて、さらに業績が好調とのお声をいただいたことが本当に嬉しいです。実際に運用いただいたフィードバックをもとに、追加機能の開発のご要望をいただき、都度反映しながら継続的に開発できていることは、自分たちの成長ややりがいにもつながっており、感謝しております。
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